エクササイズやストレッチを取り入れたり、駅でもなるべく階段を使ったり、1駅分を歩いてみたり、と便秘解消のために体を動かすように心がけているにもかかわらず、なかなか出てくれないとお困りの方も多いかもしれません。
仕方なく整腸剤や便秘薬を飲んでも、思うような効果が出なかったり、逆にお腹が痛くなって辛かったりといった経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
どうしてもという時は結局、便秘薬を飲んでしまうんですけど、何かいい解消法はないですか?
頑固な便秘の解消法を知るためにも以下をご確認ください。
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頑固な便秘の原因は腸の形?
便秘の原因には様々なものがあり、その中でも生活習慣や食生活が関係しているというのは有名ですが、実は腸の形も影響することがあるというのはご存じでしょうか?
日本人の腸は動きやすいという事で、日本人の約8割の人はねじれ腸になっているのではないかと言われています。
ねじれて細くなった部分に便がつまってしまう事によって便秘になり、そうなると更に腸がねじれるという悪循環で、頑固な便秘へとつながってしまうようです。
ねじれ腸の他にも落下腸の方も多いと言われています。
正常な腸の長さは80cm程度ですが、落下腸の人の腸は170cm程度と、通常の2倍以上あります。
長い分、お腹の中で折り重なってしまって、便の通りも悪くなって便秘になりやすいと言えます。
頑固な便秘の解消法
上記の他にも、便秘の原因は様々あり、その原因によって解消法も異なります。
しかしどんな原因だったとしても、規則正しい生活習慣やバランスのとれた食生活というものは欠かすことはできません。
また適度な運動を取り入れるのも大切です。
これは便秘ではない人であっても、健康な生活を送るためにお勧めいたします。
様々な角度から便秘解消に向けてアプローチをするのは有効であり、とても良い事でもあります。
しかしどの方法を試しても、なかなか改善の道が開かないといった場合には、もしかすると腸の形に問題があるのかもしれません。
海外ではほとんど症例もなく、残念ながら治療法も確立されていません。
自分ではねじれ腸や落下腸であるという判断はできないと思いますが、その運動やマッサージを試して効果があれば、腸の形に問題があったんだと認識する事ができます。